えばーずらいん

時よ止まれ 君は誰よりも美しいから
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Fate/Apocrypha vol. 2 -黒の輪舞/赤の祭典- 

Fate/ApocryphaFate/Apocrypha
(2012)
TYPE-MOON BOOKS

商品詳細を見る

[著者]
東出 祐一郎


[イラストレーター]
近衛 乙嗣


[ひとこと]
TYPE-MOON ファンを騙すことに特化した概念武装

その名は聖書外典(アポクリファ)


[あらすじ]
第三次聖杯戦争の折に冬木の地から失われた大聖杯「第七百二十六号聖杯」がルーマニアで発見されたことから物語は始まる。

大聖杯を奪い、隠匿していたユグドミレニア家はその聖杯をシンボルに掲げ、魔術協会からの離反を宣言する。

それを討伐すべく派遣された魔術協会の部隊はユグドミレニアのサーヴァントに壊滅させられてしまうが、最後の生き残りが大聖杯の予備システムの起動に成功。

これにより本来の7騎に加えて更に7騎、計14騎ものサーヴァントを召喚することが可能になった。

ユグドミレニアの7騎のサーヴァントに対抗すべく、魔術協会側の魔術師もまたサーヴァントを召喚する。

こうして、大聖杯を奪ったユグドミレニア家の魔術師たちである「黒」の陣営と、ユグドミレニア家の討伐のために魔術協会に雇われた魔術師の集まりである「赤」の陣営、二つの勢力によって舞台となる街トゥリファスにて7対7の「聖杯大戦」が開始された。





以下、内容に触れています。





[感想]
(1)完全にミスリードに嵌められた。ここまで綺麗にしてやられたのは Ever17 や車輪の国、向日葵の少女以来かもしれない。一般的な TYPE-MOON (以下、型月) ファンであれば、ある程度型月コンテンツに触れたことのあるプレイヤーであれば、当然思い込むであろう事柄を上手く利用したミスリードである。よくもやってくれたな、東出祐一郎!という感じである。


(2)騙された今となっては、ライターがそこまであからさまな設定を使う訳ないと思えるが、思い込みとは怖いものだ。同時に、自分の思い込みの強さが、この楽しみを引き起こしてくれた訳で、非常に複雑な気分になる。


(3)さて、脱落したサーヴァントも出始め、聖杯大戦はクライマックスに向けて着実に前進している。赤、黒、ルーラー、ジーク、個々の想いが入り乱れる草原での乱戦は非常に面白く、戦闘描写も良く、テンション上がるものであった。


(4)登場人物の多さに対して、非常に上手くまとまっているが、どうしても駆け足になるのは仕方なくも残念なところ。私にとっての Fate シリーズの面白さの一つである『それぞれのサーヴァント、マスターの思惑(過去の蓄積)』は隙間を見てしっかり描かれているものの、濃厚に描かれるかはあまり期待できないと思った。


(5)とは言え、聖杯大戦、外典と見れば、非常に面白く、Fate の新しい楽しみ方を与えてくれたライターには素直にありがとうの一言である。後半~ラストで大きく物語が動いた 2 巻だが、3 巻でどうなるのか、全く予想できない。1 巻で感じたワクワク感はまだまだ十二分に残されている。


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