えばーずらいん

時よ止まれ 君は誰よりも美しいから
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【感想】 Fate/Apocrypha vol. 2 ~ 4 

Vol. 2 黒の輪舞 / 赤の祭典
Fate_Apocrypha_vol2.jpg


Vol. 3 聖人の凱旋
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Vol. 4 熾天の杯
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[著者]
東出祐一郎


[イラストレーター]
近衛乙嗣


[ひとこと]
てめーやっぱり Fate じゃんかよー!



[あらすじ]
第三次聖杯戦争の折に冬木の地から失われた大聖杯「第七百二十六号聖杯」がルーマニアで発見されたことから物語は始まる。

大聖杯を奪い、隠匿していたユグドミレニア家はその聖杯をシンボルに掲げ、魔術協会からの離反を宣言する。それを討伐すべく派遣された魔術協会の部隊はユグドミレニアのサーヴァントに壊滅させられてしまうが、最後の生き残りが大聖杯の予備システムの起動に成功。

これにより本来の7騎に加えて更に7騎、計14騎ものサーヴァントを召喚することが可能になった。ユグドミレニアの7騎のサーヴァントに対抗すべく、魔術協会側の魔術師もまたサーヴァントを召喚する。

こうして、大聖杯を奪ったユグドミレニア家の魔術師たちである「黒」の陣営と、ユグドミレニア家の討伐のために魔術協会に雇われた魔術師の集まりである「赤」の陣営、二つの勢力によって舞台となる街トゥリファスにて7対7の「聖杯大戦」が開始された。





以下、内容に触れています。





[感想]
fate
1. 運命の力、物事の定め、神の摂理
2. 〔避けられない〕運命、宿命
3. 〔最終的な〕結末、結果
4. 悲運、最期、破滅



しばらく感想なんて書いてなかった訳だけど、丁度切り良く読み終わったし、以前みたいに気負うと疲れるので、つらつらと書いていこうと思った。的を得ていない文章になってしまうが、そこはご容赦を。


vol. 1 は導入部であり、これからどうなるのだろうかと、これまでにない 7 vs 7 という大戦形式への興奮を感じていた。同時に、薄っぺらくなったりしないだろうか、駆け足になったり(そのように感じたり)しないだろうかという不安を抱いていたが、そんな危惧は不要であったようだ。


『一度挫折した者たちが(願い)救いを求める』という Fate のベースは十分に描かれているし、自分の意思さえなかった、現状に疑問を抱かなかったホムンクルスが、自我を持ち、英霊の人間に対するスタンスや人間がつくりだした地獄の様子、その他色々なものに触れて、人間という存在について考え、少しずつ成長していく様は非常に面白いと思う。


人の救いのあり方を見極めてなお人間に対して諦めない少女と、全て善とするために人の救いのあり方を追い求める少年。この物語の結末はどうなるのだろうか。同じ『キリスト教の信者』であり、『奇跡を起こしたと言われる神童』であり、『同志達のために戦った英雄』である二人の聖人。とくに少年の考える人類の救済は、ゴールに近づいているものの、いまだ分からないことも多い。最後の展開が楽しみである。


人間に対して諦めないで欲しい。と少女はホムンクルスに言った。
人間の業を直視し、身に受けてなお、彼女は人間に対して諦めていない。



人間に一つの善が無くても、ただ総体として善になることがあると思う。何が善かはさておき。ただ、それを見て、全てが善だと喜ぶのは簡単であると思う。
人間に一つの悪が無くても、ただ総体として悪になることがあると思う。何が悪かはさておき。ただ、それを見て、全てが悪だと醒めるのは簡単であると思う。



とりあえずはこの物語の結末をしっかりと見たいと思っている。




[メモ(ネタバレ)]
・世界観
第二次世界大戦前夜に執り行われた第三次聖杯戦争。その最中に何者かによって冬木市の大聖杯が奪われた結果、世界中で小規模な亜種の聖杯戦争が起きているという、Fate/stay night の並行世界が舞台。
第三次の時点で冬木市から大聖杯が失われているため、『Fate/Zero』の第四次聖杯戦争、『Fate/stay night』の第五次聖杯戦争は発生していない。
第三次聖杯戦争において、アインツベルンがアヴェンジャーを召喚した結果が第四次聖杯戦争と第五次聖杯戦争が発生した世界であり、ルーラーを召喚した結果が Apocrypha の世界。




・ルーラー
聖杯大戦の審判役として大聖杯に召還された統治を司るサーヴァント。
真名はオルレアンの乙女、ジャンヌ・ダルク。
肉体、霊格を含めたあらゆるものが彼女と一致するフランス人の少女であるレティシアに憑依するという異常な形で現界している。


・レティシア
フランスの女学生。
ルーラーの知識や記憶などは彼女のものが用いられている。数学が苦手。かわいい。


・ジーク
黒の陣営のサーヴァントの魔力供給源として造られたホムンクルス群の一体。
黒のセイバーの心臓を与えられている。
ある戦闘により重症を負うが、黒のバーサーカーの雷により蘇生。自身をジークフリートとして使役できる竜告令呪(デッドカウント・シェイプシフター)を発現させる。
遺志が強く、一方で他者の感情の機敏には疎い一面も。


・赤の陣営
・獅子劫 界離
赤のセイバーのマスター。フリーランスのネクロマンサー。
過去に先祖が交わした契約の代価により子を成せない身体で、聖杯に掛ける願いはその呪いの除去。


・シロウ・コトミネ
赤のアサシンのマスター。聖堂教会から派遣された監督役を兼任する神父。
大戦開始直後より、獅子劫を除く赤の陣営のマスターのサーヴァントを事実上支配化に置いており、令呪・マスター権を合法的に取得している。
正体は、第三次聖杯戦争にてアインツベルンが召還したルーラー、天草四郎時貞。
第三次では、終盤まで勝ち残るが、ダーニックらが聖杯を奪取したことで聖杯戦争は崩壊。その際、辛うじて聖杯に触れていたため、受肉を果たしていた。
言峰璃正の支援により養子になっていた。
願いは全人類の救済。
「万人が善性であり、万人が幸福である世界。あらゆる悪が駆逐された『この世全ての善』を手に入れる」という己の野望を成就させようとしている。


・赤のセイバー
真名はアーサー王に反旗を翻した叛逆の騎士、モードレッド。
願いは選定の剣に挑戦すること。
アーサー王の仇敵、モルガンの子であり、アーサー王の嫡子。


・赤のランサー
真名はインドの叙事詩マハーバーラタに登場する不死身の大英雄、カルナ。
クンティーが太陽神スーリヤとの間に生んだ子。
大英雄アルジュナを宿敵とする。
自らを召喚したマスターに仕えることが第一義。


・赤のアーチャー
真名はギリシャ神話に登場する純潔の狩人、アタランテ。
願いは全ての子供たちが幸福に暮らせる世界の実現。
ルーラー(ジャンヌダルク)が幼い黒のアサシンの思念を切り捨てたため激昂し、ルーラーを執拗に狙うようになる。


・赤のライダー
真名はトロイア戦争を駆け抜けた駿足の大英雄、アキレウス。
高位の神性を保有する者以外の攻撃を無効化する不死の能力を持つ。
生前、自らを育ててくれた黒のアーチャーとは因縁が強く、一騎打ちでの決着を望んでいる。


・赤のキャスター
真名はイングランドの劇作家、ウィリアム・シェイクスピア。
キャスターではあるが魔術師ではなく、工房や道具の作成、使い魔の使役などは不可能。
最高の物語を目撃することを目的としている。


・赤のアサシン
真名はアッシリアの女帝、世界最古の毒殺者、セミラミス。
アサシンとして召喚されながら、キャスターの能力も有する二重召喚というスキルを持つ。


・赤のバーサーカー
真名はトラキアの剣闘士であり第三次奴隷戦争の指導者、スパルタクス。
狂化のスキルは EX で会話は可能だが、意思の疎通は不可能。
最も困難なことを実行する、圧政者に立ち向かうという行動原理のみを本能とする


・黒の陣営
・ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア
黒のランサーのマスター。ユグドミレニア一族の長。
時計塔では最高位の王冠の階位に就き、元素転換の講師をしていた。
政治的な手腕に長ける。
かつては冬木の第三次聖杯戦争にマスターの一人として参戦しており、その際に大聖杯をナチスと共に強奪し、ルーマニアに隠匿してきた。


・フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア
降霊術と人体工学において類い希な才能を見せる一族中でも随一の傑物。
ただし、非情に成り切れない人格で、魔術師としての精神的な脆さが対アサシン戦を切欠に顕在化。結果的に魔術師当主の資格を弟カレウスに譲渡することになるが、マスターとしての責務から大戦には参加を続ける。


・カレウス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア
黒のバーサーカーのマスター。フィオレの弟。
使用する魔術は召喚術。
魔術師としては凡庸だが、性格は(どちらかと言うと)姉よりも魔術師に向いている。
姉からフォルヴェッジ家当主の座と魔術刻印を譲り受ける。


・ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア
黒のセイバーのマスター。
没落しつつあるが、錬金術の名家、ムジーク家の継承者。
小心者ゆえサーヴァントとのコミュニケーションを放棄したことが原因で失態が続き、セイバーの自害という形でサーヴァントを失う。
最終的には、いろいろあったが、ジークやホムンクルスたちのサポートを行い、一人ミレニア要塞に残りながら周辺勢力への調停など敗戦処理を担当することになる。


・セレニケ・アイスコル・ユグドミレニア
黒のライダーの(元)マスター。
黒魔術を生業とし、他者を傷つけ、虐げることに悦びを覚える危険人物。
一族の悲願や大戦の勝利には興味が無く、黒のライダーを苦しめることに快楽を感じている。


・ロシェ・フレイン・ユグドミレニア
黒のキャスターのマスター。
人形工学を得意とし、ゴーレムには興味があるが、人間には一切興味を持たない。
ゴーレム作成の大家であるキャスターだけは先生と呼び、尊敬の念を抱いているように見えるが。。。


・六導令霞
黒のアサシンのマスター。魔術師でもなんでもない日本人。
新宿で娼婦をしていたらしい。
最初はアサシンを召喚した相良豹馬によって生贄にされかけるが、アサシンにマスターとして選択され、ルーマニアに向かうことになる。
パイロット版では主人公だったらしい。


・黒のセイバー
真名はドイツの英雄叙事詩ニーベルンゲンの歌の主人公、ジークフリート。
強敵との死力を尽くした戦いを望み、義を重んじる高潔たる大英雄。
ホムンクルス(後のジーク)を救うため、自身の心臓を与えて消滅する。


・黒のランサー
真名はワラキア公国の君主、串刺し公、ヴラド三世。
信仰心に篤い人格者であり、付き従うものには寛大な態度で接する。
願いは吸血鬼ドラキュラとして汚された自身の汚名返上。


・黒のアーチャー
真名はケンタウロス族の大賢者、半人半馬の怪物ケイローン。
本来の姿では真名が容易に露見してしまうため、一部ステータスの低下を代償に人の姿で召喚されたらしい。
礼儀正しく、物腰の柔らかな好青年で、マスターやサーヴァント達にアドバイスを授ける参謀の様な役割も兼ねる。
最高水準の弓使いでありながら、医術の心得もあり、戦術眼も極めて高い。


・黒のライダー
真名はシャルルマーニュ十二勇士随一の美丈夫アストルフォ。
理性が蒸発しているとされ、ムードメーカーでもありトラブルメーカーでもある。
どう見ても美少女にしか見えず、いわゆる男の娘。
自我を持ったホムンクルス(後のジーク)と友人となり、彼の逃亡に尽力する。


・黒のキャスター
真名はカバラ基盤を生み出したスペインの哲学者、アヴィケブロン。
ゴーレムを極めた魔術師で、ロシェからは先生と慕われている。
偏屈な厭世家ではあるが、弟子のように振舞うロシェを悪くは思っていなかったようだが、悲願である冠:叡智の光(ゴーレム・ケテルマルクト)の鋳造と比べれば大したことはないと感じていた様子。


・黒のバーサーカー
真名はヴィクター・フランケンシュタインの生み出した人造人間、フランケンシュタイン。
狂化のランクが低く、言語能力は失われているもの、思考能力は十分にあり、簡単な意思疎通ならば可能。
なぜか少女の容姿。
聖杯への願いは、自分と同じ存在の伴侶を得ること。
乙女の貞節(ブライダル・チェスト)により周囲の余剰魔力を吸収し、ほぼ永久機関的に戦うことが可能。
赤のセイバーに放った自爆攻撃型の宝具、磔刑の雷樹(ブラステッド・ツリー)が、巻き込まれたホムンクルス(ジーク)に影響を与え、黒のセイバーとして彼を蘇生させることになる。


・黒のアサシン
真名はイギリスの連続殺人鬼、ジャック・ザ・リッパー。
ただし、正体は産業革命の折、ロンドンで虐げられていた子供たちの怨念の集合体。
赤黒、両陣営のサーヴァントとマスターを倒すために暗躍するが、途中でマスターを失い、怨霊としての本性が開放される。
それによって具現化された『子供が物として消費されるが、善も悪もない人間が作り上げた世界』にルーラー、ジーク、赤のアーチャーが取り込まれることになる。また、この経験がジークに人間とは。という想いを抱かせることになる。


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