えばーずらいん

時よ止まれ 君は誰よりも美しいから
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【感想】 ロスジェネの逆襲 


ロスジェネの逆襲ロスジェネの逆襲
(2012/06/28)
池井戸 潤

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伊勢島ホテルの一件の後、東京セントラル証券に出向となった半沢が、IT 企業の雄・電脳雑伎集団から同業である東京スパイラルに対する買収意向を伝えらる。しかし、大型買収のアドバイザー契約は大きなチャンス。だが、経験が浅い東京セントラル証券には荷が重く、買収スキーム構築の遅さから電脳雑技集団との契約は決裂となってしまう。しかし、交渉決裂の裏側には親会社・東京中央銀行の理不尽な横槍があった。そこで、責任を問われた半沢は、ロスジェネ世代(バブル崩壊後に社会に出た世代)の部下・森山と共に周囲を驚かせる秘策に打って出る。

オレたち花のバブル組の続編であり、俗に言う半沢直樹シリーズの 3 作目である。2 作目までを読んだ勢いに乗って 3 作目も読んでみたが、今作も気持ちの良い勧善懲悪で、半沢の倍返しは健在。やはりこのシリーズは、経済小説とは思えない熱さが面白い。

前作までよりも真相究明や逆転劇の勢いや締め方がストレートになり、個人的には熱さが分かりやすくて好き。つまり、栄転から一転、出向で終わった前の二作よりも、読後感は非常に良い。続きものなので当然と言えば当然なのだが、今作を読んだ後だと、前二作が今作のための序章の様な印象を受ける。

また、仕事や社会のあり方そのものに対する森山(若手の代表の様なイメージ)の疑問や葛藤と、それに答える様に描写される半沢の仕事に対する信念も熱くて好き。

『戦え、森山』
半沢は言った。
『そして、オレも戦う。
誰かが、そうやって戦っている以上、世の中は捨てたもんじゃない。
そう信じることが大切なんじゃないだろうか』


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