えばーずらいん

時よ止まれ 君は誰よりも美しいから
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【感想】 銀翼のイカロス 


銀翼のイカロス銀翼のイカロス
(2014/08/01)
池井戸 潤

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半沢直樹シリーズもついに 4 作目。経営再建中の帝国航空の担当を任された半沢が、500億円もの債権放棄を要求する政府の再生タスクフォースと激突する。『今度の敵は巨大権力』と題されるだけあって、半沢が政治絡みの案件に立ち向かうが、それでもお馴染みの逆転劇は健在。また、今作では、これまであまりフォーカスされることのなかった中野渡頭取の心情も描写されており、そのあたりも非常に面白い。

政治には詳しくないので少し調べてみたところ、どうやら今作の大部分は実話に基づいているとされている模様。作中の帝国航空は経営破綻した JAL がモデルとなっており、新政権や再生タスクフォースは 2009 年 9 月の民主党への政権交代や JAL 再生タスクフォースをモデルとしていると考えるとしっくりくる(らしい)。

私は 2009 年というと時事には非常に疎かった時分のため、特にピンと来ることもなく読み進めることが出来たが、ピンと来た方々はどのように感じたのだろうか。もしかすると、あまりにもモデルが分かりすぎて面白くないなと思う方がいたかもしれないし、見方が偏りすぎて違和感を感じるのかもしれない。

ただ、作品のモデルがどうあれ、困難な状況にあっても自身の信念を強く持ち、相手が誰でも変わらない姿勢で職務に当たっていく半沢の姿は見ていて爽快で気持ちが良い。戦いに勝ち、生き抜いていくためには知識でも立場でもなく、知恵が必要である。しかし、それだけでは不十分で、逆境に負けない強い信念があるか。これが重要ではないかと感じた。何が正しいのかはさておき、小手先の処世術だけでなく、自身の仕事に本当に気持ちがあるか否か、それを少し考えさせられた。

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