えばーずらいん

時よ止まれ 君は誰よりも美しいから
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感想 レビュー:Dies irae ~Acta est Fabula~ 

Dies irae ~Acta est Fabula~ 通常版Dies irae ~Acta est Fabula~ 通常版
(2009/12/25)
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プレイより一年半という月日が経過していますが、せっかくフルコンプしたのに書かないというのももったいないと思うので書きとめようと思います。

ストーリーおよびキャラクターについては公式を参照してください。
あまりに長すぎます。


ニコニコ大百科の Dies irae のページにもかなり詳しく書かれています笑


さて、このゲームの発売背景ですが、ご存知の方も多いと思われますが軽く説明だけ。

light さんより発売された Dies irae というゲームは、以下の 3 つに大別することができます(アペンド盤を除く)。
・Dies irae Also sprach Zarathustra(以下、無印)
・Dies irae Also sprach Zarathustra -die Wiederkunft-(以下、クンフト)
・Dies irae Acta est Fabula (以下、ファブラ)

2007 年冬。
私たちは何度かの延期に耐え、無印の発売を迎えました。

・基盤の確かで、重厚な世界設定
・魅力的なキャラクター
・美麗なグラフィック
・質の良いサウンドや演出
・神がかり的な伏線回収が連発される兆候(例:蓮と香澄とカドゥケウスの関係)
(・質の良い中二設定)


体験版より知りえた以上の情報は、プレイヤーの興味をかきたて、
本作品は間違いなく神ゲーであると予測しました。

しかし、残念ながら発売された無印版(SIN 未プレイ)は未完成品。
CGは不足、ルート不足、伏線未回収、ライター複数、そしてテキストクオリティも期待値を大きく下回るものだったそうです(友人談)

それでも、なんとか light さんはやってくれました。
二年後に発売されたクンフト(SIN プレイ済)ではルートこそ完全版ではなかったものの、無印版と比較してテキストクオリティは圧倒的に向上し(友人談)、私自身、怒りの日(無印発売日)なんてあったのか。無印はそんなにひどい出来だったのかと首をかしげる結果となりました。

クンフト自体はマリィ・香澄ルートのみで終了しました。
ファブラではそれに螢・玲愛(以下、先輩)ルートが追加されています。





以下、珍しくネタバレ全開で書いてます。






[香澄ルート]
通称・バカスミ。
メインヒロインかつ幼馴染の癖に、いいように使われる悲しい女の子。
ラインハルトの流出を補助する聖櫃(ゾーネンキント)についての概略が語られるし、シナリオ的にもあっさりしているので、ルートの第一選択に最適。
ただし、かなりのバッドエンド。理由は以下の通りです。
スワスチカの起動(ゾーネンキントの聖櫃化)を劣化ゾーネンキントである香澄で実施することで、魔城を流産させる感じで終わらせていますが、これをやることで香澄はリスクを負い、死後は永久に魔城に魂を囚われます。おまけに、香澄は劣化ゾーネンキントということで死亡しませんが、問題はなんにも解決できていないまま終幕となります。


[マリィルート]
金髪・巨乳。
蓮の感情がいろいろと流入したせいで、神聖な聖遺物からただのエロゲヒロインにジョブチェンジ。
ただし、通称皆殺しルート。登場人物のほとんどが死亡しますが、ラスボス戦がこの上なく熱いです。
ちなみに、蓮がライハルトを正攻法で打倒するのは、このルートだけかと。
クンフトまでのタイトル、Dies irae Also sprach Zarathustra はこのルートででしか理解できません。
また、バトルものとしては最も爽快感のあるエンドを迎えたルートですが、物語の核心を突くには至っていません。


[螢ルート]
黒髪・粘着女・俺の嫁。
ヴァルキュリア(ベアトリス)が登場、ベイが強く見える その1、カインの創造位階、櫻井一族の謎などなど。
ベアトリスのDonner Totentanz Walküre 時に流れるテーマ曲 Thrud Walkure は蓮たちが活躍するシーンでも流用されるため、非常に気に入っています。
当のヒロイン、螢はダメっ子ぶりを遺憾なく発揮しておきながら、蓮との愛の力で非常にパワーアップするお方。うん、かわいい。
さらに Dies irae 随一のモテ女、ベアトリス=キルヒアイゼンも登場もあり、好きな人にはボーナスステージ。
そういえば、螢はラインハルトの一騎打ちという新手の罰ゲームを強いられたりもありましたね。頑張る螢ちゃんかわいい(ダマレ
ラインハルトとのラストバトルでは螢の兄・櫻井戒の登場もあり、痺れます。神槍と偽槍の戦いは、本来勝負にもならないはずが、このたびのラインハルトは不完全なため何とか成立。

エピローグでは、脱出に成功した蓮・螢・司狼、そしてバックアップのエリーが二十年間戦い続け、黒円卓の企みを潰し続けますが、新たな戦争が始まりそうな場所に香純の娘(ゾーネンキント)が乗った飛行機が通りかかろうとしているところで終幕。
メルクリウスの次なる計画に巻き込まれた香純がなんとも可哀想であり、シナリオも中途半端に終わったものの、唯一続編がつくれるルート。

ある意味一番平和。
螢の一枚絵が感慨深かったです。


[先輩ルート]
死を想い、家族を願う。絶望の名を冠した最終ルート。
イザークと先輩のくだりは、それまでが難解すぎて、逆に感動できんだろうよ。っていうか、このルート自体の難解さで振り落とされた人が何人いたやら。
シナリオよりもベイ VS シュライバーが印象に残る気がします。ベイが強く見える その2。
ついに、メルクリウス(以下、ニート)が初出勤。いままで、ぼろぼろの衣に身を包んでいたニートが軍服を着て戦う様は、さながら 40 才にして初めてリクルートスーツに身を包んだ長男のようだ。
完全版のタイトル Dies irae Acta est Fabula はこのルートを表していたんですね。
ニートがいう永劫回帰が文字通りの意味(全て同様に繰り返すこと)でなく、ただのループであり、自身の流出(わがまま)によるものであることを知ったときは感動物でした。
マリィルートのラストはバトルものとして非常に熱いものでしたが、こっちはただのラインハルトとニートの口喧嘩。
色々あって蓮も始終吼え猛ってましたし、他のルートと比べても絶望的なことが多かったですが、それらは全部ニートのためのお膳立てとはね。
なるほど、神様のやることのスケールは違いすぎる。
所詮は主人公・蓮も神の監修する演劇の登場人物の一人に過ぎなかったと。
だからこそ本作品のジャンルに付いたのだろう。

「学園伝奇”バトルオペラ”」と。

ラストはニートの一人勝ち?
ニートがマリィに振られたマリィルートのほうが、大勝利って感じはしました。
やっぱり、謎が残ってもすっきりするのはマリィルートなんだろうなーと。

エピローグでは蓮のベースとなったロートス・ライヒハート、人間としてのラインハルト・ハイドリヒが登場して補足が加えられ、「日本に行け」と助言されるが、玲愛と蓮の再会の目処は立たないまま。
マリィが包んだ世界は、ニートの永劫回帰がなくなっており輪廻転生システムを採用している可能性があるため、ロートスは来世で玲愛と出会う。となればいいなーと。

ちなみに螢が不遇すぎるので、螢の旦那さん方はプレイ注意(意味不明


[総合感想]
これだから伝奇ファンはやめられない!!
シナリオ、テキスト、グラフィック、キャラクター、サウンド、演出全てのクオリティが高く、非常に印象の強い作品となりました。

私自身はこの作品に初めて出会ったとき、プレイに乗り気ではありませんでした。
友人に体験版を紹介されたときも、なぜか放置していました。
しかし、何気なく体験版を起動してから、この世界に引き込まれました。
彼ら、彼女らの生き様を見てみたいと思いました。
だから、ファブラで終幕を見た嬉しさは何事にも変えがたかったです。

また、サブキャラが生き生きしている伝奇作品は本筋は当然ながら、FD やスピンオフも面白いと思っています。この作品はそれを十二分に満たしていました。

最高に面白かったです。


プレイ後に時間が経過したこともあり、本作品に限り感想を書くにあたっていろんなレビューサイト、wiki の文章を参考にさせていただいています。どうか、ご容赦くださいませ。


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