えばーずらいん

時よ止まれ 君は誰よりも美しいから
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感想 レビュー:すべてがFになる 

すべてがFになる (講談社ノベルス)すべてがFになる (講談社ノベルス)
(1996/04/03)
森 博嗣

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[あらすじ]
孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季。

彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れた。

偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川創平と女子学生・西之園萌絵が、この不可思議な密室殺人に挑む。


[感想]
「天才だ。まさに、天才」

犀川は何度も頷く。

「僕らにかなうわけがない……。最初から、勝負になっていない……」



天才やら変人やら、逸般人が織り成す理系ミステリー。
トリックは非常に緻密かつ意外で、面白かったです。
ラスト100ページ程度の解明部分では思わず息を呑みました。
なるほど。こうすれば可能だ。と。
非現実の世界にどっぷりと浸かり、現実的な手法で淡々と殺人を行う天才に翻弄されてました。
なんという森博嗣。
まさに、数学の解答を読んでいるかのごとし。
シャープで美しいミステリーでした。


しかし、その非現実さゆえに、登場人物に共感できないのもまた事実。
トリックの芸術性が磨かれすぎている反面、登場人物の感情描写がほとんどなく、
感情移入できない作品ではあるなーと思いました。



トリックの上手さを評価するなら天下一品。
感情移入させることに関しては凡作。



作品のあり方が非常に尖ってました。
でも、古今東西、理系の天才ってそういうもんですよね。


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