えばーずらいん

時よ止まれ 君は誰よりも美しいから
2017 101234567891011121314151617181920212223242526272829302017 12

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] コメント(-) | トラックバック(-) | スポンサー広告

感想 レビュー:Bullet Butlers 

Bullet Butlers 初回限定版Bullet Butlers 初回限定版
(2007/07/27)
Windows

商品詳細を見る



[ソフトハウス]
BB_banner.gif



[シナリオライター]
東出祐一郎


[絵師]
中央東口


[管理人から作品へ]
幻想的と思わせて伝奇的。
やっぱり今度も熱かった。
面白かった。
そして、男連中とサブキャラがメインヒロインより目立つ。


[あらすじ]
かつて古代、この世界はノーライフキングが生み出した死者の軍勢に侵略されていた。
あらゆる種族はこの脅威に対抗するために、それまでの争いを止め、
総力を挙げて死者に立ち向かった。
やがて、その闘いは8人の英雄と1人の名も無き従者によって終止符が打たれ、世界に平和が訪れた。

だが科学が発達し、
身分制度が廃れ、
民主主義が勃興した現代でも未だにノーライフキングを信奉する勢力との闘いは終わらなかった。
フォルテンマイヤー家の執事、リック・アロースミスもまた、その闘いに巻き込まれていく。



以下、内容に触れています。





[シナリオ]

大量の伏線回収を丁寧に行いながらも、熱い展開ありの西洋風伝奇でした。また、作品の世界観を全く崩さない力量には、敬服しています。この作品は世界観を構築するのにも一苦労だと思われますが、プレイは全くのストレスフリーで違和感なしでした。

前作・あやかしびと同様、サブキャラや男キャラにそれぞれ見せ場があり、空気キャラがいないので全く暇しません。ただ、前作以上にメインヒロインよりも脇役が目立ち、ヒロインとの繋がりを感じる部分が少なかったため、恋愛感情云々は弱くて残念。

また、設定上、伏線回収に費やされるテキスト量が多いためどうしても物語に入り込みにくく、ラストバトルがあっさりしている傾向があり(銃戦だからか?)、どうしようもない逆境や救われない味方キャラが皆無なので、感動の触れ幅が弱い。分かりやすさ、親しみやすさで言えば、あやかしびとの方が良かったと思います。

決して、悪くはないんです。
ただ、あれだけの伏線を回収するにはルート数が心もとなかった。
ルートごとの伏線回収の比率は上手くバランスがとられていましたが、伏線の総量に対してルートが 3 つしかなく、プレイ時間も短めなので、ルートが圧迫され、雪・セルマルートに関してはあまり感情移入できなかったのが残念だったかなーと。ヴァレリアルートは結構良かったと思うのですが。
コゼットルートを作るべきだったと考えます。

面白かったんですよ。
それは間違いないです。
でも、何か物足りないんですよね。



[ルート感想]
●ヴァレリア・フォースター(CV:九条信乃)
棒読みやら割と毒舌なところとか可愛い。
声の表情が豊かで楽しめました。
とにかく彼女がしゃべり出すと和む。
キャラ性質は違いますが、あやかしびとでいうところのトーニャみたいな印象を受けました。非常に和む。

活躍するサブキャラはギュスターヴとベアトリス。
彼らの悲恋は悲しすぎる。

ちなみに、心理描写に関しては、ダントツでこのルートが楽しめた。
確かにギュスターヴの描写やリックがヒロインと向き合う部分に、しっかりと尺がとられてました。


●渡良瀬 雪(CV:このかなみ)
雪はなんにも悪くない。
いやーほんとガラさんが全部持っていきましたわ笑

あとはレイスに乾杯です。
まさかレイスがあんなキャラだったとは。
飄々としたキャラを演じつつも、クソ真面目で不器用、哀愁漂う生き方は、なんともいえない旨味を醸していました。



●セルマ・フォルテンマイヤー(CV:佐本二厘)

ラストの総力戦は非常にお気に入り。
良かった。
鳥肌立ちました。
なかでもスケイルエリアのとこはマジで震えた。
アッシュとキャロルのくだりとか、ヴァレリアのくだりとか。



[CG、原画、演出]
●CG枚数:167枚

画像に関する演出面は非常に良かった。
CGも視点を固定するのではなく、
一箇所を拡大したり、視点を移動させたりして、臨場感を演出していました。

また、CGだけでなく、立ち絵にまでSD絵を使用し、
物語の緩急をつけてたのには感動。まさか、ヘルにまでSD絵があるとは。。。
立ち絵も良く動くし、日常シーンでは和ませていただきました。

カットインやエフェクトのクオリティも顕在。
簡単なアニメーションも付加されていて、戦闘シーンのクオリティはあやかしびとよりも一層クオリティアップされておりました。


[サウンド、ムービー]
●主題歌:Antistar『one bullet that changes the world』
●挿入歌:Antistar『From That Time of Choice』
●ED:Antistar featuring C.R.Jasmine『Enemy Within』

いやーあやかしびとで気になってたBGMのクオリティが見事に上がってました。
主題歌、挿入歌、BGMの差し込み方も上手く、音楽効果だけでもグッと来る場面があったくらいです。


[システム、その他]
伝奇はバックログのスクロールができないとつらいお。


[総合感想]
非常に非常におしかった。

世界観の構築は芸術的で、伏線の回収も確実かつ各ルートでバランスが良かった。
感動できるシーン、熱いシーンも多く読んでて楽しかったですし、
演出(グラフィック及びサウンド)面に関しては前作・あやかしびとよりも数段クオリティアップされていました。

しかし、おしむらくはそのアッサリ度。
伏線回収に尺を圧迫されたのか、心理描写や苦戦度合が少なめで、心が揺さぶられてどうしようもないという破壊力が弱い。そのため、どうしても少し足りないという感情を抱いてしまいます。


コメントの投稿はこちらです













管理者にだけ表示を許可する
― Main Contents ―
― Information ―


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。