えばーずらいん

時よ止まれ 君は誰よりも美しいから
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感想 レビュー:憑神 

憑神 (新潮文庫)憑神 (新潮文庫)
(2007/04)
浅田 次郎

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[あらすじ]
時は幕末、処は江戸。

貧乏御家人の別所彦四郎は、文武に秀でながら出世の道をしくじり、
夜鳴き蕎麦一杯の小遣いもままならない。

ある夜、酔いにまかせて小さな祠に神頼みをしてみると、
霊験あらたかにも神様があらわれた。

だが、この神様は、神は神でも、なんと貧乏神だった。

とことん運に見放されながらも懸命に生きる男の姿は、やがて一つの答えへと辿りつく。



以下、内容に触れています。



[感想]
『限りある命を惜しむのではなく、限りある命だからこそ輝かすことができる』

やってくれたぜ浅田次郎。
彦四郎が格好良すぎてビビったぜ。


初めて読む作家さんでしたし、昔の日本特有の言い回しが多かったので読みにくいかと不安にもなりましたが、いざ読み始めるとそんなこともなし。非常にユーモラスで人情あふれるタッチで楽しむことが出来ました。確かに地名とか語句とか、知らない単語が多かったのは事実ですが、ある程度調べれば全て調べなくても後は流れに乗れました。

時は幕末。
武士として、自らの筋を通そうとするもの
武士であることを忘れ、武士として失墜していくもの
武士でもありながら新時代を追いかけるもの

上記3パターン見事に描き、その上で古き良き (言葉悪く言えば時代錯誤な) 武士としての生き様に焦点を絞る。主人公・彦四郎の選んだ道、貫いた信念、男の生き様は読んでいて感動ものでした。

最初はもっとコメディかと。
っていうか冒頭部では彦四郎は非常に情けない感じだったのにね。

人の心の光。
拝見させていただきました。


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