えばーずらいん

時よ止まれ 君は誰よりも美しいから
2017 051234567891011121314151617181920212223242526272829302017 07

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] コメント(-) | トラックバック(-) | スポンサー広告

【感想 レビュー】 ひぐらしのなく頃に礼 ~賽殺し編~ 

ひぐらしのなく頃に礼 ~賽殺し編~ (講談社BOX)ひぐらしのなく頃に礼 ~賽殺し編~ (講談社BOX)
(2009/03/07)
竜騎士07

商品詳細を見る


[あらすじ]
雛見沢村で何度も繰り返される『昭和五十八年六月』を激しい闘いの末、ついに乗り越えた部活メンバーたち。

百年の旅の中でずっと夢見ていたプール遊びへと出かけた梨花は、その帰りに交通事故に遭ってしまう。

目覚めたのは学校の保健室。

しかしそこは、奇妙に運命が分岐した別の『昭和五十八年六月』だった―

元の世界へと戻る方法を探す梨花。

だがその方法は、梨花に重大な選択を迫るものだった。




以下、内容に触れています。




[感想]
多くのカケラで罪を受け入れ、許しあい、乗り越えた雛見沢の仲間達。


祭囃しのカケラでは大団円を迎えたわけですが、このカケラも鷹野三四を悪役にすることで始まりました。それは千年前に羽入が起こした過ちと同じ。ラストで梨花と羽入がそれに気づき、鷹野を許しただけで、鷹野を生贄にした物語を否定したことにならず、結局のところ、鷹野という生贄なくして、物語は終了できなかったのではないか。

誰一人悪役になることなく、誰にも罪が発生していない世界はないのだろうか。もし、そんな理想的な世界があるとしたら、どのような世界になっているのだろうか。

そして、常に惨劇の中心にいた梨花には罪はなかったのか。



以上の疑問に焦点を絞ったのが賽殺し編です。



幸せを掴むために行った億の選択。
諦めることなく挑み続けた運命。
そんな百年を生きる魔女だからこそ出来ない、気づけなかったことがこのカケラには詰まっている。



大切なのは選択したという勇気。
選択した道の中で罪を許し合い乗り越えるための仲間との信頼関係。
そして、精一杯生きていくこと。



罪のない世界は美しい。けれど、それは本当に望まれる世界なんだろうか。
そして、その世界を望まないことは自分勝手なのだろうか。



ここにきて、やっと梨花の罪が許される。
ひぐらしの世界観が前提とする梨花と羽入の能力を否定する、小説版ひぐらしの結末。

ひぐらしをただの大団円で終わらせない大人的な締めくくりがあったと思う。

そこには、全て読んできたからこそ感じられる面白さがあり、賽殺しは色々考えさせてくれる一作でした。


コメントの投稿はこちらです













管理者にだけ表示を許可する
― Main Contents ―
― Information ―


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。